オオイチョウ

町の象徴ともいえる佐用の大イチョウは県の指定天然記念物です。
紅葉の時期には県内外から多くの人が観光に訪れます。
(佐用町観光協会HPより抜粋)

室町時代の赤松氏全盛期からここにあったと伝わり、樹齢は約1,000年。
台風で枝が折れても、落雷で幹が裂けても、樹勢は衰えず今に至る。
黄葉の見頃は11月中旬頃で、すぐ脇をJRと智頭急行の電車が走るため、車窓からも雄姿が眺められます。

イチョウの木は雄と雌があり銀杏の実がなるのは雌ですが、このオオイチョウは雄なので実はなりません。
以前は雌のイチョウが町内の佐用小学校の敷地内にありましたが、何年か前に惜しまれながら伐採されました。

とはいえこのオオイチョウは雌がいなくなっても樹勢は衰えず、黄色い葉が枝いっぱいに茂る光景は圧巻です。
散った葉は下に積もり、ふかふかの黄色い絨毯になります。

イチョウの葉で出来た絨毯の上を歩けるのはここ佐用だけかもしれません。

佐用オオイチョウ
また、このオオイチョウの下で母親が赤ちゃんに乳をあげると乳の出が良いという言い伝えがあり、昔は樹にもたれて乳をやる母親もいらっしゃったそうです。

駅から徒歩10分。警察署横の細道を上がってすぐです。

ご連絡先 TEL 0790-82-0670(佐用町商工観光課)